《MUMEI》

光「雅人には、仕事してもらうよ」

雅人「?」

光「みずき、が相続した、土地に、パーキング、作るんだ、そこの集金と
みずき、の、送り迎え」

「その他にも、細かい事、してもらうつもりだよ」

みずき「光の会社の従業員?」

雅人「光、会社やってるの?」

光「登記上は、社長なんだ」

雅人「スゲー…」

光「凄くないよ…親父の残した、資産管理だもん…」「自分の力じゃないから…」

雅人「それでも、凄いよ」
光「大学にも、車で行けるようにするから」
「雅人の負担にならないよう、時間とかは、調整するし…」

「大学、絶対、出た方がいいよ…」

雅人「ありがたいけど…」
光「安く使うよ、月30万ね、税込」

雅人「30…大金だよ…」

光「家賃と食費に10もらう、学費とか、足りなければ貸すから、卒業後、返してくれれば、いいよ」

みずき「決まりね」

雅人「いいのか?」

光「うん、俺達の関係が壊れても…約束は守るよ」

みずき「縁起悪い事言わないでよ、…」

光「仕事とプライベートは、別だよ」

みずき「…車、買うんでしょ、…ドライブとか、ダメなの?」

光「その辺は、ルーズに考えていいんじゃない」
「税金対策にも、なるし、俺も、たすかるから」

「ね、雅人、俺を助けると思って」

みずき「光、運転、まるでダメだもんね」

雅人「…ありがとう…」

みずき「また、泣くぅ…」
光「雅人、涙もろいよね」
雅人「…」

みずき「楽しみだなぁ」
「3人で暮らすの」

光「うん」


みずき「で、どこまでしたの?」
「光と雅人…」

雅人「俺…2回…」

光「…俺も…」

みずき「ずるい…」
「光…私じゃ…ダメなのに…」

雅人「俺、光でも、みずき、でも、大丈夫」
「俺も変態かも…」

みずき「個性でしょ」

光「うん、個性」

雅人「だね」

みずき「後でくわしく、教えてね」

雅人「…う、うん…」

光「…うん…」

みずき「…」

「なんか…変なの…」


雅人「どこに、引っ越すの?」

光「決めてるんだけど、いいかなぁ」

みずき「私は、どこでも」
光「みずき、の大学や、色んな都合考えて、決めたんだ」
「ちょうど、空いてる物件があるの」

みずき「光の会社の?」

光「うん」

みずき「なのに、雅人からお金取るの?」

光「その方が、雅人、気を使わなくて楽じゃん」

雅人「うん、そうだね」 「給料、もっと安くてもいいよ」

光「特別、高くないよ」
「責任もって、やってもらうし」

みずき「そっか、」
「うん、楽しみだなぁ」

みずき、あどけない顔で
わらった

新しい暮らしの始まりだ 
特別な3人の暮らし…

不安も、あるけど…
きっと、俺達なら、大丈夫だよね

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