《MUMEI》
綺麗な寝顔
アタシは

うっぷんを晴らす為に‥

ケンカを見かけては

割って入るようになっていった。

仲裁させるつもりだったけど‥

半分は八つ当たり。

昔っからの

ケンカっ早い性格で‥

アタシは毎日のように

男子とやり合ってた。

怪我が増える度に

千代が心配して‥

『もうやめなよ』

そう何度も言われた。

でもアタシは‥

こうするしかなかったんだ。

それに‥

やられてるヤツを

見過ごせなかったから。

でも‥

時々アイツの言葉が

聞こえてくる事がある。

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