|
《MUMEI》 「ハク」 「クロウ──ずっとそこに‥？」 「‥聞き耳を立てていた訳では無いがな‥」 「気になってたんだろ？(苦笑)」 「‥ぁぁ」 「前にクロウがやったような事だよ、兄妹ごっこみたいな(微笑)」 「アリスは」 「今はお休みになられてる。でもじきお目覚めになるよ。──大丈夫。明日になればまたいつも通り、お嬢様と執事の関係になるから(微笑)」 「‥そうだな」 「ねぇクロウ？」 「‥何だ」 「今度は２人で、兄をやってみるのも──悪く無いかも知れないね(微笑)」 「２人で‥？ お前と俺でか」 「そう。お嬢様なら、喜んで下さると思うよ(微笑)」 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |