《MUMEI》
告白[蒼視点](103〜105)
《そうそう、言い忘れたが…》

「何だよ!」


こっちは未だかつてないほど真剣に考え中だってのに!


《百番目の吐く息も、櫻に力を与えている》


…本格的に植物化してんな


そのうち光合成とかすんのか?


「って、それがどう…っ」


まさか


俺は慌てて櫻の元へ走った。


「さくっ…っ…」


嘘、…だろ?


櫻の瞳は黒から桜色に染まっていた。


「まだ間に合うのか!?」


《髪がまだだからな》


桜花が言ってる側から毛先が桜色になった

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫