《MUMEI》 「やぁやぁ諸君。」 「おっ!! どうだった!?」 「帰りにちょっと話したいんだって!!」 「帰り?」 「そ!!」 「練習は?」 「ちょっとくらいなら大丈夫っしょ!!」 「お前休む余裕ないって言ってたじゃん…」 「ん… 大丈夫!! ちゃんと練習には行くから!!」 「…あっそ。」 恭介は僕に飽きれてたのか、 嫉妬してたのかは知らないけどさ、 あんなにかわいいお姉さんが僕の名前知ってて、 僕に会いに来たなんて言われちゃ… 断れないよ。 今日も午後の授業は寝れなかった。 ワクワクしてたから。 うん。 そりゃワクワクするよ。 最近女の子と全然遊んでなかったからなぁ… 前へ |次へ |
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