《MUMEI》

もう二度と、顔も見たくない。




声も聞きたくない。




名前を呼ばれるのは、特に耐えられなかった。




悠斗だけには、二度と関わりたくない。




存在自体消したかった。







私の前から消えてほしい。




私の願いは、ただそれだけだった。

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