《MUMEI》

でも、その願いは、すぐに叶えられるものではなかった。

そんなこと、私にだってわかっていた。

どうすることもできないことを・・・。

今、悠斗の存在を消すことも・・・。


ただ、いつか悠斗が私の前から姿を消し、二度と現れなければ、幸せだと思っていた。



いつか、その願いが叶う日まで・・・。








悲劇は続く・・・。








永遠に・・・。

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