《MUMEI》 「私も一緒に行く」 「重いからヒョーリちゃんは待ってって、読みやすい本、選んできてあげる」 檜泉は雹里の頭にポンと手を置くと、部屋を出て行った。 「じゃあヒョーリ、私も行くね」 「はい」 クロディウスも部屋から出て行き、雹里はマントを脱ぎクローゼットの中にしまった。 それからクローゼットの中に入っている洋服を見ていった。 前へ |次へ |
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