《MUMEI》
雨の中で
昼休みが終わった。

千代をサボりに巻き込む訳にはいかないから‥

取りあえず教室に戻る。

「珠季、無理しなくていいよ‥?」

「無理はしてない。‥ちょっと気分滅入っちまってるだけだからさ」

千代には

あんまり心配かけたくない。

それに‥

アイツから逃げてても仕方ないから。

アイツを避けたとこで

楽になる訳でも

吹っ切れる訳でもない。

だから‥

アイツの隣りにいたいって思う。

また

逃げ出すかも知れない。

弱音吐いちまうかも知れない。

でもアタシは‥

アイツの事好きだから。

カタブツで

ナルシで

ムカつくヤツだけど‥

やっぱりアタシは

アイツの事が気になってる。

どうしようもなく。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫