《MUMEI》

そんなある日、編集室に訪問者が…。

コンコン…
『失礼します。』
美しい女性の声。

『はーい、どなたで…って〜ま、まさか貴女は…綾波飛鳥さん?うっ…そ…』
俺はビックリした!

『しーっ!内緒なんですよ、ねっ!』
口に指を当てて、ウインクする飛鳥ちゃん!

うわっ…美しいなあ、ボーッと見てると…

『私〜編集長さんに、お願いがあって来ました。』

『なんでも言って下さい。俺に出来る事なら〜なんだってしますよ!
俺…いや私は、綾波さんのファンですから…』

『まあ、編集長さん。嬉しいわ…ありがとう、じゃ〜遠慮なく…

作家の橋元先生の自宅の場所を教えて欲しいの…?

お・ね・が・い・!』

小首を傾げて、お願いポーズをする飛鳥ちゃん!

うはっ…かわえぇー!って、ん?橋元先生の住所?なんで?

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