《MUMEI》

『ありがとう、編集長さん。これからも応援してねっ!』
素敵な笑顔を残して〜綾波飛鳥は、去って行った。


手に、橋元先生の住所を持って…


『はー、やっぱ実物の方が何倍も綺麗だなー。

でも…まさか、飛鳥ちゃん?橋元先生と?はっ…まさかな〜』
一抹の不安を感じる俺。


その頃、大都出版を出た、綾波飛鳥は…


『ハッシー(橋元先生の事)…1年前〜メールだけで、私の事振ったあなた。

噂では本命と同棲までしてるらしいじゃない!

どんな女なのか?見てやるわ!この私を捨ててまで、選んだ女を…』


彼女は〜まだ知らない、ハッシーの相手が…彼である事を(笑)

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