《MUMEI》 「やめてよ」 「何がや?」 「だってこれ…私の身体だよ!!」 今何をしているのかというと 私達は現在深夜の00:00 元私が住んでた家に窓の鍵を開けて 侵入し、私の遺体を闇神が いじくり…いや調査している所だ 「静かにせなバレるやろ」 「だって…ってちょっと!服脱がさないでよ!」 「あったで これ見てみぃ」 闇神は私(遺体)をひっくり返し 首元を指差した 「何の跡?」 首元には小さい針穴が一つ こんなもの死ぬ前にはなかった 「麻酔針やな 自分を殺す前に一旦眠らしといて後で別の場所で殺したんや まぁこんなけ小さい穴やったら注意して見ん限りはバレる事はないやろな」 「ふーん じゃあ私がほんとに殺された場所って何処なの?」 「これに載っとるやろな」 闇神が取り出したのは新聞 何処にあったのかと思ったら 遺体に近い机の上にどうやら 置いてあったようだ 「『学校で遺体発見!屋上からの飛び降り自殺!!原因はいじめか!?』やて」 「えっ…じゃあ私学校で死んだの?」 「正しくは殺されたやな よっしゃ場所も分かったし今から学校行くで」 「今から!?」 「おぅ はょせな遺体燃やされて証拠湮滅させられるやん」 はぁーっとため息をついて 私は闇神の後をおった なんて… いやここで闇神を悪く言っても 仕方がないと私は思った 前へ |次へ |
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