《MUMEI》 「はぁ… はぁ… もう無理…」 「バタッ…!!」 「走り終わってすぐ寝っころがるのやめて。 まだ走ってる奴いるし、 これから走る奴もいるから、 邪魔。」 「すいませ〜ん…」 全く… 1年生はまだまだ精神的に弱いな。 甘えがある。 「沖顔上げろ〜!!」 「うっす!!」 「日高そんな腕立てじゃ意味ないから!! スピード気にしないでいいからちゃんとやる!!」 「はい!!」 「はいオッケー!! 全員終ったね? じゃあちょい休憩〜。」 「はぁ〜!! やっとだ…」 座り込む皆。 体力トレーニングの後はまぁこうなる。 「これ毎日やってりゃそりゃ強くなるわ…」 「当然!! 上目指してやってんだからね。」 「ふぅ〜 … 俺たちも来週試合かぁ〜。」 「秀皇大学… めっちゃ強いんだろ〜ね…」 「そりゃ何人かはプロから声かかってるらしいからな。 かなりレベル高いだろ。」 「マジ!?」 「マジだよ。 知らなかった?」 「知らなかった…」 「俺だってプロ目指してんだろ。」 「目指してる奴と声かかってる奴は違うだろ…」 「あはは!! そりゃそ〜だ。」 「…お前ら覚えとけよ?」 前へ |次へ |
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