《MUMEI》

「ユリウス、あなた」


「ち、違う!!」


ユリウスは少し顔を赤くして、エリーヌを見た。


「僕はこいつを心配した訳ではなく、女の体に傷でも残ったりしたら…

だから決してこいつを心配して着た訳じゃないんだからな!」


「はいはい」


エリーヌは微笑しながら言った。


「なんだ、その言い方は!」


「ユリウス」


ユリウスは雹里を見た。

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