《MUMEI》

「ありがとう、ティイオラ」


するといきなり、お姫様だっこをした。


「??」


ティイオラは跪く体勢になり、膝が地面についている方の足に雹里を座ら、左腕で雹里の肩を支えた。


ティイオラはサンダルを脱がせ、優しく足首に触れた。


「陛下、痛みますか?」


「ううん大丈夫、バランス崩しただけだから、ありがとう」


ティイオラは軽く微笑んだ。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫