《MUMEI》

「はい、新たな魔王陛下を祝うためのパーティーです」


「そうなんだ」


「さぁ着きましたよ」


そこには白い二枚扉があり、二枚で一つの絵が描かれていた。


大きな緑の木が真ん中に描かれ、その緑の木の上に翼が生えた馬、

ペガサスが翼を広げこっちを向いて描かれていた。


「ティイオラこの絵は?」


「これは私らの国の国旗ですよ」

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