《MUMEI》 朝 紫吾は誰よりも早く目覚め、隣でまだ寝ている塁羅を見た。 塁羅の目は昨日泣いたせいか赤くなっていた。 お前は どんな辛い過去を 持っているんだ 俺たちには 話せないほど 辛いことなのか 紫吾はスヤスヤ寝ている塁羅の頭優しく撫で、洗面所の方に行った。 すると塁羅も目を覚まし、洗面所の方に顔を洗いにいった。 綺嘉はまったく起きる気配はなく、酷い寝相で寝ていた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |