《MUMEI》 「いい子って本気で思ってる?疑う事とかなかった?」 「疑うこと?何それ?どういうこと?」 「あいつ、影で人の悪口とか、めっちゃ言ってるんだよ。良い子ぶってたら、自分に相談してくれるとか思ってるらしいよ。それで、聞いたことを、人に広めてるらしい。だから、気をつけたほうがいいよ。」 私はびっくりしたというより、何で瑠魅に言われなくちゃいけないのかと思った。 自分だって言ってるくせに、人の事を、悪く言う資格なんかないと思った。 私は別に鈴華のことを、信じているわけじゃない。 だって今は、自分にとって都合のいい道具を探しているのだから。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |