《MUMEI》 気にすんなテクテク… マック迄の道を二人で歩く。 『佐藤…お前、いじめとかに合ってんの?靴の事…』 『あ、違うよ。ちょっとふざける奴がいるだけ…』 『ふーん。』 『神品くん。』 『くん〜は、いらね〜タメだろ?オレら。』 『あ、じゃ神品?』 『なんで、疑問形?』 『じゃあ、こうじにゃ…あっ』 焦ったら〜変になった。もー僕はなんで、こうなんだろ? ブハハハッ… 『腹イテー、佐藤、やっぱ面白いわ。こうじにゃって…オレ、猫みてぇだな(笑)』 『ははっ…ハァ』 名前も満足に呼べないのか、僕は…ちょっと凹んだ。 神品は、そんな僕の頭をポンッ!と叩いて、『気にすんな』って笑った。 前へ |次へ |
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