《MUMEI》
鈍くさい佐藤
『じゃ、ゴッソーさん!ありがとな、佐藤』


『や、僕こそありがとう。神品。』


マックの前で別れた。


…あ、聞きそびれたな〜神品、なんで僕の名前知ってたんだろ?


はっまさか、鈍クサイって噂があったりして?ゔーっ…。


でも、格好良かったな、神品…。


ボーーッーーガツッ!『い゙だいーっ(泣)』
看板にぶつかってしまった。失敗、失敗。


ヴーワンワン!
『おわっ!…』
ズテーン!
転んでしまった!
失敗、失敗…。


ヨロヨロしながら、自宅に帰り着いた。


1人で帰ると、いつもこうだ。


ハアッー、僕って情けないなあ…。


凹みながら、玄関に入る。


そんな佐藤を〜ホッとした顔で、見送る神品がいた。


…ホント頼りねえな、アイツ…だから、スゲェ気になる、心配でさ…。


さっきも…然り気無く告ったのに、気付かね〜し(笑)どーしたら気付くかな?

悩む、神品でありました。

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