《MUMEI》

紫吾と綺嘉は塁羅の一歩手前に出た。


「おい、塁羅とてめぇが同類だと?馬鹿言ってんじゃねぇ!」


「馬鹿なんか言ってないぜ、お前は限りなく俺たちの同類だ。」


『同類同類、てめぇさっきからなに言ってやがる、てめぇ何者なんだ?』


紫吾は男に銃を構えた。


「李 龍音(り りゅういん)、ホムンクルスだ。」


男はニヤリと笑った。


『なっ!ホムンクルスだと!』

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫