《MUMEI》

「じゃあ斬りまくれば良いんだな。」


『あぁ。』


綺嘉は紫吾に軽く微笑むと、龍音に向かって走っていった。


綺嘉が龍音に斬りかかった瞬間、龍音は片手だけで刀を受け止めた。


「っ!!」


「ヒヒ!」


龍音はもう片方の手で綺嘉を殴り飛ばした。


綺嘉は遠くにぶっ飛んでいった。


『綺嘉っ!』


紫吾は龍音の体を狙い、撃ちまくった。

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