《MUMEI》 不和さん、 三谷、 鳥居、 川田さん… 続々と集まる海南クラブのメンバー。 「おはようございま〜す!!」 「あれ? 赤高も呼ばれてたの?」 「はい!!」 「ふ〜ん、 当たったらよろしくな。」 「はい!!」 「クロ。」 「なんすか?」 「右45やってくれる奴は?」 「あっ…、 やべ、 メールすんの忘れてた。」 「え!? じゃあ来ないの!?」 「違いますよ!! 今体育館前にいるって教えるのを忘れただけです。」 「なんだよ… ビビらせんなよな…」 「あはは… すいません。」 僕がメールを送っている間、 ヤマと翔太、 恭介の3人が辺りを見回していた。 「あいつ知ってる。 北農のエースだった奴だ。」 「うわ… 見てみ鳥居? あれ神保じゃね?」 「あっ!! ですよ!!」 「誰すか?」 「俺の1個下。 翔太のタメで、 海南だったんだよ。」 「へ〜、 知らないな…」 「バカ言え!! 俺たちの代のキャプテンだぞ? めっちゃ上手いから!!」 「…ふ〜ん。 何かよくわかんないけど、 やっぱレベル高い奴らが集まってるんだ。 お前ら場違いじゃね?」 翔太が赤高に突っ込む。 「そんなことないっすよ!!」 前へ |次へ |
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