《MUMEI》

「朔弥…お前はいつから嫉妬深い男になったんだ?メイドなんかに当たるなんて珍しいじゃないか」


物珍しい顔を浮かべながらも、朔弥を感心する旦那様。


朔弥は、顔を真っ赤にして答えた。


「メイドに当たってなんかねぇーよ」


「父上に向かってその口調はよくないぞ?」


お兄さんが話しかけてくる。


「うるせー!!一々、兄貴面すんな!」


響き渡る朔弥の怒鳴り声。


朔弥は、怜の腕を掴み二階へいった。

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