《MUMEI》
幸せな結末
その日の夜〜


『んっ…やっ…ダメ…はっ…』


懐かしい右京の香りに包まれて…オレは…心も身体も幸せだった。


『真人…愛してる』


『うん…オレも…』


ギュッと繋ぎ合う、左手の薬指には、あの日の指輪が輝いていた。


こうして〜ちょっとだけ、遠回りしたオレと右京の恋は、無事に幸せな結末を迎えた。




…おしまい…

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