《MUMEI》 ユリウスは手に持っていた、グラスを渡した。 中身はオレンジ色で、オレンジジュースのようだった。 「ありがとう」 「いや…」 ユリウスは少し顔を赤くした。 「??」 雹里はオレンジ色のジュースを一口飲み、顔を歪め咳き込んだ。 「どうしたんだ?」 ユリウスは軽く雹里の背中を叩いた。 前へ |次へ |
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