《MUMEI》

「陛下、姉が聞いたんですか、ユリウスと婚約したというのは本当ですか?」


「うん、でも私が魔王になったら、この婚約の仕方は取り消すから、婚約破棄っていうのかな?」


「そうですか」


シュナイラは嬉しそうに微笑んだ。


「じゃあ僕があなたに求婚をしてもいいんですね」


「なっ!シュナイラ、貴様何言っている!」


「??」


雹里はきょとんとしていた。

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