《MUMEI》 「そんなに動揺する事か‥?」 「み‥見てたってどーゆー事だよ!? オマエ‥」 「偶然さ。特に意識して見ていた訳じゃ無いよ」 「オ‥マ‥エ‥なぁ‥」 「フ‥」 「てめッ、笑いやがったな!? 何なんだよッたく‥っ」 ムシャクシャしながら 卵焼きを頬張って── アタシは ふと思った。 「そーいや、オマエ、あれ≠ネしでよく普通に歩いたり出来るな‥。見えてんのか?」 「僕はそんなに視力が悪い訳じゃ無い。只、少々不便だったからかけていただけさ」 「ぇ」 なら── かけなきゃいーじゃんか。 前へ |次へ |
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