《MUMEI》 ゆめはいち白い、空間に俯せに寝ている。 「痛い?」 背中を押す背後の声は今日聴いた、〔七生〕だ。 「いたい……」 体つった……。 「痛い、だけ?」 ……うあ……優しい声だあ。 耳元で言わないで…… 言葉と共に生暖かい唇が首筋に擦れる。 手はゆるゆると背中を摩ってくれた。 前へ |次へ |
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