《MUMEI》

「おい、そんな時間は与えないぜ。」


龍音は塁羅に向かってきた。


塁羅は綺嘉の治療を止め、三叉槍を構えた。


龍音は左手からもう一本石の刀を出し、二本で塁羅に斬りかかった。


「蓮邊さん、ちょっと待っていて下さい!」


龍音は休むことをせず、塁羅に斬りかかった。


塁羅は攻撃を防ぐことで精一杯で、攻撃をすることが出来なかった。


「おいおい、どうした?攻撃力倍増しても当たらなかったら意味ねぇよな!」

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