《MUMEI》

最初の時点では決められた日にちだけ来ようと思っていたが、仕事が回らなくなりやむを得ずに、後半は毎日のように学校へと足を運んだ


「はぁ…意味解らん、マウス動かないし」
ナオがパソコンと睨めっこ状態でむくれている

「んー?」
私はその隣で資料の抜粋箇所を探していた


「もー面倒臭い!」
ナオは先輩が居ないためか愚痴を零している

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