《MUMEI》
→織部家←
下宿先は、


まさしく何処にでもあるフツーの家だった。


「ほい、どうぞ。」


オジサンに促されて玄関をくぐる。


中は意外と広かった。


「もう夕食の時間だからな、


自己紹介はその時にしてくれや。


あ、


それと洗面所にあるタオルで良く頭拭いとけな。」


「あ、はい。


有り難う御座います。」


そして、


オジサンは俺の部屋を案内したあと、


キッチンへと姿を消した。


俺の部屋は、


二階の一番右の突き当たりにある部屋だった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫