《MUMEI》 朝8時半。 30分前── アタシの安眠は 目覚ましの騒音に邪魔された。 「ふ‥ぁ‥、眠‥」 ったく‥。 何だって こんな朝っぱらから 呼び出されなきゃなんねーんだか‥。 原因は‥ 昨日アイツが寄越した紙──。 そこに‥ 明日の 朝9時に 公園の 紅葉の木の下で── そう書いてあったから 仕方なく‥。 別に 無視しても良かったんだろーけど‥ 何か──‥ 行かなかったら 絶対アイツ何か文句言いそうだし‥。 つーか 公園の紅葉の木の下って‥。 「‥?」 誰かいる。 「静‥瑠‥?」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |