《MUMEI》

「大丈夫、代々魔王しかしらない秘密の抜け道をヒョーリに教えてあげるから」


「秘密の抜け道?」


「そう、この間ユリウスと決闘した場所あるでしょ、そこに噴水があったの覚えているかい?」


「はい」


「そこに1つだけペガサスの絵が書かれてる石があるから押してみなさい、城下に行けるから」


「分かりました」


「楽しんできなさい」


クロディウスは微笑しながら雹里の頭を撫でた。

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