《MUMEI》 5、6段程の階段を上がると、まったく人がこなさそう路地裏に出た。 滑り台の出口も雹里が出ると、自然と閉まった。 これも 初代魔王陛下が 造ったのかな でも どんな人なんだろう? 雹里は乱れたマントを整えると、賑やかな音が聞こえる方へと歩いていった。 賑やかな所に出ると、出店がいっぱい出ていてお祭りのようだった。 「お嬢ちゃん、ブレスレットとはいかが?」 「お嬢ちゃん、こっちも見ていってね」 前へ |次へ |
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