《MUMEI》

大勢の人たちで城下は賑わっていた。


そんななか、一軒だけ活気が溢れてない店があった。


他の店からは笑い声などが聞こえるのに、その店だけは静かだった。


夜からの
営業なのかな?


雹里はその店を見ると、オープンとなっていて窓越しに中を見ていた。


中には頭に三角巾をつけた若い女性が、疲れた顔でお酒を呑んでいた。


雹里はその女性がいきなり、中に入った。


女性は酔っているのか顔を赤く染めて、雹里を見た。

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