《MUMEI》 「オマエ‥何でいきなりデートとか──」 「せっかくこうして付き合う事になったんだ。何処かへ2人で出掛けたいな、と‥ふと思い付いてね」 「ふーん‥」 でも── ほとんど コイツの好き放題って感じだけどな‥。 「どうした‥?」 「いんや、別に何でもない」 まぁ‥ 付き合ってやってもいいか。 コイツには 強引にだけど── プレゼントもらってるんだしな‥。 「──なぁ、向こうにもあんだろ、展示」 「ぁぁ」 「んじゃあ、行こーぜ」 「っ、おい‥?」 「たまにはアタシにも、主導権握らせろよな」 「フ‥、いいだろう」 前へ |次へ |
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