《MUMEI》 「あのヴァイオリンを貸していただけませんか?」 「えっ?あんた…」 「私に任せてくれませんか?」 「まぁやるだけやってみな、でもそのマントは脱ぎな」 「あっこれは…」 脱いだら 魔王ってバレるよね ただでさえ珍しい 髪色してるんだから 「なんか理由があるようだね、まぁ良いわ」 女性は椅子から立ち上がるとガラスケースから、ヴァイオリンを出し雹里に渡した。 前へ |次へ |
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