《MUMEI》

「クロディウス様!陛下は私のことを!」


ティイオラは真剣な顔をして言った。


「大丈夫だよティイオラ、嫌いになって行った訳じゃないから」


「本当ですか!それは良かった」


ティイオラは涙を流し、嬉しそうな顔をした。


「ティイオラ、泣いている場合があるならヒョーリを探しに行くぞ!」


「まぁユリウス、まだヒョーリを探しに行くのは待ってくれないかい?」


ユリウスはキっとクロディウスを睨みつけた。

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