《MUMEI》
馬鹿二人
『佐藤〜、帰ろう!』


『あっ神品!うん』


ズイッ!
隆と神品の間に〜割り込む総一郎。


『隆〜帰ろううな』


ムカッ!
『あっ、佐藤〜今日はオレが奢るから、なんか食わねぇか?』


『いやいや、隆は、寄り道なんかしないよな?悪の道に引き込まないでくれよ?神品?』


右手を引っ張る、総一郎。

左手を引っ張る、神品。


グイグイ…
『いっ…痛いよ、総ちゃん、神品〜。』


『痛がってるだろ?離せよ、神品!』


『そっちこそ〜離せよ、東!』

隆〜そっちのけで、意地を張り合う二人。


キュウーーゥ!
痛みと緊張に気を失った隆。

『『ウワアアァァ〜!!!』』


今回は〜ドローの馬鹿二人であった。

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