《MUMEI》 「ハァハァハァ…。」 「おいおい、全然きかねぇよ!」 「っ!!」 声がした方を見ると、無傷の龍音がこちらに向かって歩いてきていた。 しかし着ている洋服は少しボロボロになっていた。 たぶん魔法弾を両腕で塞いだんだろう。 モロに体に直撃していたら、服の原型はないはずだからだ。 するといきなり、綺嘉が動き出し塁羅の首筋に噛みついた。 前へ |次へ |
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