《MUMEI》

母さんの寝息が静かに聞こえてきた。
耳に息がかかる。

「……起きてんだろ。」

……国雄さんにはばれるか、そりゃあ抱き抱えられてれば心音だって伝わるからね。


「……さっきのさー、」

プロポーズみたいだよね……。


「ンフ、嬉しい?どきどきした?」


「エロエロした……」

ドキドキ超えて恍惚です。


「なにい?えろ?」


「国雄は存在丸ごとエロ魔人だもの。」

普通に見ててもぞくりとする。


「エロ魔人攻撃ーえろー……」

耳元が尋常でない舌先の振動により唾液に塗れてく。


「……ふゃ!」

エロ魔人凄すぎる……!
口の中でマイクロチップとか作れるんじゃないか?

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫