《MUMEI》 母さんの寝息が静かに聞こえてきた。 耳に息がかかる。 「……起きてんだろ。」 ……国雄さんにはばれるか、そりゃあ抱き抱えられてれば心音だって伝わるからね。 「……さっきのさー、」 プロポーズみたいだよね……。 「ンフ、嬉しい?どきどきした?」 「エロエロした……」 ドキドキ超えて恍惚です。 「なにい?えろ?」 「国雄は存在丸ごとエロ魔人だもの。」 普通に見ててもぞくりとする。 「エロ魔人攻撃ーえろー……」 耳元が尋常でない舌先の振動により唾液に塗れてく。 「……ふゃ!」 エロ魔人凄すぎる……! 口の中でマイクロチップとか作れるんじゃないか? 前へ |次へ |
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