《MUMEI》

「あぁおめぇらホムンクルスより、人間の塁羅の方が断然美味いぜ。」


「言ってくるな、飲んだことないくせに。」


「匂いで分かるんだよ!」


綺嘉は地面に落ちている刀を持つと、龍音に向かって走っていた。


「あっ蓮邊さんっ!僕も行きます!」


塁羅は魔法で宙に浮き、綺嘉を追って龍音に向かっていった。


綺嘉は龍音に斬りかかったが、4本の剣で受け止められた。

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