《MUMEI》

刀と剣がぶつかると思った瞬間


"バンバン、バンバン"


と音が龍音の剣、全てが溶けていった。


「なんだっこれはっ?なんで溶ける…?」


綺嘉は音がした方を見ると、こちらに銃を向けている紫吾がいた。


「紫吾っ!」


『待たせたな、それより塁羅は無事か?』


紫吾は銃を降ろすと、綺嘉の方に歩いていった。

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