《MUMEI》

「あぁたぶん…。」


塁羅の右手からは血が流れ、火傷のように赤くなっていた。


「外傷はそんな酷くないが、魔法の使いすぎと俺が血吸いすぎたの原因だと思う。」


『そうか。』


「てか紫吾、今まで何してたんだよ!完璧に忘れていたぞ!」


『こいつを倒すために色々やっていたんだ。おかげで神経使いすぎた。』


紫吾は龍音に銃を向けた。

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