《MUMEI》

「マジ自販機どこよ!?」


「ホントだよ…
もう試合始まってんじゃないかな…」


校舎をうろつくクロと恭介。


赤高の為にも秀皇高校の試合を見ておきたかったクロは、


「すいません?」


焦りから秀皇大学の生徒を捕まえ自販機の場所を聞く。


「ど〜も。」


急いで飲み物を買いに。














「ずっとハンド見てたから全然作業進んでないね〜。」


「もう今日はよくない?


あたしご飯食べた後もハンド見てたいし。


学祭の準備もそんなに急がなくてよくない?」


「う〜ん…
そうしよっか!!」


「美紀もいいよね?」


「うん。
あたしは全然…」








「あった〜!!
超探しちゃったよ!!」







(小太郎…)








「早く早く!!」







「あれ?
あの人たちさっき凄かったチームの人たちじゃない?」







「ガコンッ!!」


「OK!!
行こう!!」








「あっ…」






すれ違うクロと美紀…








「やべ〜!!
今何分だろ!?」


















「あっ…て、
何かしたの美紀?」


「…ううん。
別になんでも…。」

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