《MUMEI》
神品の告白
『神品…なんですぐ声掛けてくれなかったの?』


『や、なんかさ〜傍にいつも東がいたし…

オレは、勝手にタカちゃんを守るつもりでいたけど…必要ないって言われそうで…怖くてさ…

偶然、この前下駄箱で会って〜やっぱ変わってなくて…嬉しくて…



『神品…』


『タカちゃん、好きだよ。ずっと好きだった。バカみたいって笑うかもだけど…

タカちゃんが、東を好きでも構わない。オレが勝手に好きになったから…』


『え?』


『あ…ごめん、男同士で、引くよな…忘れてくれて良いから…じゃ、オレ行くな。』


『あ…あ、まっ…』

走り去ろうとする神品の服を掴む隆。

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