《MUMEI》 守られたいよ『??』 『あ…あの、ね、僕…ヒデちゃんの事は、忘れてたけど… 水泳大会の時ね、神品を見掛けて…凄くドキッてして、下駄箱で会って、助けて貰って、話して… あれから、ドキドキが止まらなくて…今日もまた助けてくれて… 僕も…神品の事が、好きみたいだ…。 僕は神品に守られたいよ?』 真っ赤な顔をして、話す隆。 ギュウウゥゥ… 『ホントに?タカちゃん?』 隆を思わず抱き締める神品。 『うん、ヒデちゃん。』 『でも、東は?』 『総ちゃんは、頼れる兄貴なんだ!好きだけど…身内のような感じかな?』 …東、悪いな… ちょっとだけ罪悪感を感じ、心の中で謝る神品でありました。 前へ |次へ |
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