《MUMEI》
守られたいよ
『??』


『あ…あの、ね、僕…ヒデちゃんの事は、忘れてたけど…


水泳大会の時ね、神品を見掛けて…凄くドキッてして、下駄箱で会って、助けて貰って、話して…


あれから、ドキドキが止まらなくて…今日もまた助けてくれて…


僕も…神品の事が、好きみたいだ…。


僕は神品に守られたいよ?』

真っ赤な顔をして、話す隆。


ギュウウゥゥ…
『ホントに?タカちゃん?』
隆を思わず抱き締める神品。


『うん、ヒデちゃん。』


『でも、東は?』


『総ちゃんは、頼れる兄貴なんだ!好きだけど…身内のような感じかな?』


…東、悪いな…
ちょっとだけ罪悪感を感じ、心の中で謝る神品でありました。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫