《MUMEI》

新しくイツバに搭載された自動稼働装置により、曹長等の一般の人体にも対応出来るようになった。




僕等の闘う帝國軍は僕等の国に不平等条約を結び、破棄したことで対立することになった。
帝國軍は西のエリアを僕等は東を主に領土を広げてきた。

二つの国を分かつ国境ともいうべき位置には“燐雲”という国が在り、東の侵攻の防衛として“燐雲”は西と和親条約を結ぶ、こうして西東戦争が勃発した。





『燐雲はまだ未解明の機がある。
一方、[神軍]は三度の出兵で手の内が知られている上に、人員も減った。
自由な戦闘形態であったが今回はイツバの性能を上げて、開発された[クロバ]に曹長達を搭乗させ、現地に赴くこととする。』

イツバが大佐の命令を拾う。
真横にはクロバに載ったエレナ曹長が居る。
イツバが雛ならクロバは成長した黒い小鳥のようだ。

燐雲の陸へ上がり荒野を目指す。

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