《MUMEI》 「つーか‥いつまでここに座ってんだよアタシら」 「昼休みが終わるまで、かな」 「座ってるだけなら中入んねーか?」 「2人だけになるには──此処が一番いいから」 「2人だけっつっても‥」 「?」 「あんまりする事ねーじゃん」 「こうして肩を寄せ合っているだけでも、楽しい事だと思うよ」 「‥そー‥かな‥」 てか‥ 熱いんデスけど‥。 「ん‥?」 「なッ‥見んなよ」 「君が俯いているから──どうしたのかと思って」 「べ‥別にどーもしてねぇ」 ったく‥ 鈍いんだから‥。 前へ |次へ |
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